電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-6-77
データセンタ環境下におけるTCP間の公平性改善に関する一検討
◎奥田周平・松嶋健太・平田孝志・山本 幹(関西大)・李 忠翰・小口直樹・田中 淳(富士通研)
データセンタネットワークは,高速イーサネットを多段接続した階層構造でありトラヒック集中が問題となる.また,高利用率での運用が一般的であり,輻輳制御の重要性が高い.本稿では,データセンタにおいても使用される可能性が高い,Linuxにデフォルトで搭載されている高速TCPであるCUBIC,ならびにデータセンタ対応TCPであるDCTCPを対象に,これらが混在した場合の性能を明らかにする.性能評価により,データセンタ環境において,両者のスループットに大きな差が生じることを示し,その改善手法の方向性を検討したので報告する.