電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-6-39
スキップグラフにおける空間的局所性を考慮したメンバシップベクトル割り当て法の提案
◎戸田貴裕・谷川陽祐・戸出英樹(阪府大)
IoTの登場に象徴されるように近年インターネットに接続される機器の数は爆発的に増加しており,それに伴い通信量も急激に増加している.この膨大な通信量を処理する方法として従来のサーバクライアント方式に代わり,特定の中央サーバを持たないP2P方式が注目されている.中でもSkipGraphは範囲検索を行える構造化オーバーレイとして近年脚光を浴びている.しかしながら,通常のSkipGraphはノードの地理的な位置情報(空間的局所性)を全く考慮していないため,オーバーレイにおける隣接ノード間の物理距離が非常に長くなってしまうという問題が起こる.本研究ではこの問題を解決するために,ノードの空間的局所性を考慮して動的にオーバーレイの論理リンクを制御する方式を提案する.