電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-5-186
DFT等の有限時間区間のフーリエ変換を用いた実時間スペクトラム観測法に関する一考察
○太郎丸 真・太田真衣(福岡大)
スペクトラム観測は応用分野が広く,FFT等の離散フーリエ変換(DFT)で実装することが多いが,スペクトラムが存在しない周波数に見かけ上の成分(リーケージ)が生じる.この対策にはハニング等の窓関数の適用があるが,周波数分解能の低下,またはSNR の改善に問題がある.本稿では複数回観測したスペクトラムを観測時間差に応じ位相回転して平均する手法を定式化し,実時間観測結果として得るべき実用スペクトラム観測値に漸近する手法を示す.