電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-5-177
SSB-DFTs-OFDM変復調器におけるI/Qインバランスの影響
◎二瓶茂樹・房安宏和・梅比良正弘(茨城大)・阿部順一・増野 淳(NTT)
周波数利用効率向上の技術の一つにディジタル変調方式のSSB(Single Side Band)化がある。筆者らは、DFTs-OFDMをSSB化したSSB-DFTs-OFDM方式はDFTs-OFDM方式と比較しPAPR(Peak to Average Power Ratio)が小さく、非線形増幅時と周波数選択性フェージング環境で良好なBER特性が得られることを報告した。超多値変調では、SSB-DFTs-OFDM直交変復調器のハードウェア実装におけるI/Qインバランスの影響を考慮する必要がある。本報告では、SSB-DFTs-OFDM変復調器のI/Qインバランスとしてπ/2移相器の位相誤差の影響を考察し、フェージング環境では受信側の直交復調器の小さな位相誤差でもBER特性にエラーフロアが発生することを示す。