電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-5-175
無線LANアクセスポイントを活用した犯罪捜査支援システム
◎古賀康明・富樫宏謙・古川 浩(九大)
公共エリアでの無線LAN AP(アクセスポイント)の普及は目を見張るものがある.いまや過半数の国民が所有するスマートフォンは,無線LAN 機能を有効にしている場合,APを探索するためのプローブ要求フレームを定期的に発信している.このフレームには各端末固有のMACアドレスが含まれている.本稿ではプローブ要求フレームを捕捉する機能を実装したAPとカメラを組み合わせた犯罪捜査支援システム,Criminal Fishingを提案する.屋外環境での実験の結果,8回中6回で犯人の端末を特定でき,犯人の端末の無線LANをオフと仮定した2回を合わせた10回中で誤検出は2回に留まった.