電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-5-174
高密度無線LANアクセスポイント群による人流解析
◎島村純平・山口裕貴・安部竜太・富樫宏謙・古川 浩(九大)
昨今の携帯端末の多くは無線LANを搭載しており,アクセスポイント探索のためProbe Request (PR)信号を送信している.PR信号を捕捉し,解析することで,調査員やカメラ敷設の必要なく,比較的簡易に大凡の人流解析が可能であることが知られている.しかし,より精度よく解析を行うためには大量のPR信号を広範囲に捕捉せねばならず,そのためのインフラ敷設コストが問題となる.筆者らはLANケーブル配線が不要な無線LANアクセスポイント(AP)の研究開発を進めている.今回,当該APにPR信号捕捉機能を装備し,多数のAP群で形成される広域なPR信号捕捉空間を形成し,これらのAP群から得られるPR信号を基に人流解析を行うシステムを開発した.