電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-5-172
乾式二重壁にFSSを適用した屋内における無線LAN通信のSIR分布
◎齋藤弘稀・須賀良介(青学大)・荒木純道(東工大)・橋本 修(青学大)
無線LAN 通信の利用増加につれて,アクセスポイントが密集した屋内では隣接する部屋に配置されたアクセスポイントからの電波により,チャネル間干渉及びチャネル内競合が生じる.それにより,無線LAN 通信のスループット低下や通信切断が懸念されている.この問題への解決策として,我々は,乾式二重壁にクロスダイポール型の金属エレメントを装荷したFSS装荷型乾式二重壁を提案し,その伝送特性について解析的検討をしてきた.本稿では,レイトレース法を用いて一例として無線
LAN 通信で使用される2.4GHz帯における部屋の信号対干渉電力比(Signal to Interference power Ratio : SIR)分布を解析し,FSS 装荷型乾式二重壁による無線LAN通信環境の変化を定量的に評価した.