電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-5-171
高密度無線LAN環境下におけるAP選択法に関する検討
○岡 真悟(早大)・村上友規・鷹取泰司・溝口匡人(NTT)・前原文明(早大)
近年,移動通信システムのトラヒック負荷軽減を目的として,無線LANによるトラヒックのオフロードが進んでいる.ところが,無線LANにおいても,多数の無線LANデバイスが一定エリア内で利用されると,デバイス間の干渉問題が発生し,隠れ端末/アクセスポイント(AP)問題等に起因したシステムスループットの低下が問題となる.本稿では,無線LANが高密度に置局された環境下におけるシステムスループットの改善を目的として,APと端末の干渉状態を考慮して,システムスループットが最大となるようAPを適応的に選択する方式を提案する.提案方式は,APと端末間の全無線リンクのRSSIからシステムスループットの予測を行い,予測値が最大となるAPを選択するものである.提案方式の有効性を,最大RSSIのAPと接続する従来の方式を比較対象にとって,システムスループットの観点から計算機シミュレーションにより明らかにする.