電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-5-167
プライベート空間において運用される無線LANの仮想専用チャネル構築手法におけるNAVフレーム送信電力に関する一検討
○宮本伸一(和歌山大)・大前篤史・三瓶政一(阪大)
アンライセンスバンドで運用される無線LANでは,個々のBSS(Basic Service Set)の伝送性能は周波数資源を共用するBSSの運用状況に左右され,伝送性能を保証することは原理的に不可能である.この問題に対し,我々は,比較的広域なプライベート空間を対象とし,空間所有者専用チャネルを仮想的に構築する手法として,空間内に分散配置された端末から他者が運用するBSSに対して周期的にNAV (Network Allocation Vector)を報知する手法を提案した.本報告では,NAVの通知領域の広狭に起因する各BSS (自BSS,プライベート空間内/外の他者のBSS)の伝送性能のトレードオフを明らかにする.