電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-5-161
面的な秘匿性向上を目的とする無線分散伝送の秘密伝送容量に関する一検討
◎鄒 京博(広島大)・山中仁昭(海上保安大)・大野修一(広島大)・宮本伸一(和歌山大)・三瓶政一(阪大)
無線ネットワークの秘匿性を向上するための対策として物理レイヤにおける対策が注目されている.我々はこうした対策の一つとして,秘密分散法に基づく分散伝送方式を提案してきた.本手法では,送信ノードにおいて送信情報をそれ単独では意味をなさない情報へ分割した上で,送信ビームを形成し,分割した情報を受信ノードに向かう互いに異なるパスへ向けて伝送する.このように情報を空間的に分散して伝送することにより,送受信ノードの周囲に対して面的に情報の漏洩を抑制できる.本検討では上記の方式により伝送可能な秘密情報の情報量(秘密伝送容量)に関して検討する.