電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-5-155
同時送信技術におけるビート干渉抑制のためのRSSIを用いたパケット合成手法
◎中尾亮太・Theerat Sakdejayont・廖 椿豪・鈴木 誠・森川博之(東大)
同一チャネルで同一データを同時に送信する同時送信技術は,
無線センサネットワークにおいてネットワーク層やMAC 層の
複雑さを解消する技術として研究が進められている.その利点の
一方で,センサノード間のキャリア周波数差により発生するビー
ト干渉によりパケット内に複数の信号強度が落ち込む点が出現
し,ノイズ耐性が弱くなる,送信距離が短くなるといっ
た問題が生じる.これに対し筆者らは,「フラッディングにお
いては同一パケットを複数回受信する機会があること」「同一パ
ケットであっても受信する際にビートの位相が異なること」に着
目し,誤りが発生したパケット同士をシンボル単位で選択合成す
るパケット合成法の検討を進めている.本稿では,本パケット合
成手法の設計と評価を示す.