電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-5-140
IEEE 802.11ax無線LANにおける特性評価(2) 〜DL-OFDMAスケジューリングに関する検討〜
○松尾綾子・小川知将・青木亜秀(東芝)
2014年5月より,稠密環境下でのシステムスループット向上を目的とした次世代無線LAN TGaxが,IEEE802.11委員会にてタスクグループとしての活動を開始した.稠密環境下でのユーザの多重数向上への取り組みとして,周波数軸上での多重であるOrthogonal Frequency Division Multiple Access (OFDMA)のアップリンク(UL)及びダウンリンク(DL)での適用が決定した[1].OFDMAでは,20MHz幅のチャネルを複数のリソースユニット(RU)に分割し,RU毎に異なるユーザを多重する.しかし,選択したリソースユニットのチャネル特性により,多重時の各ユーザのフレーム長のばらつきが生じ,スケジューリングによっては十分な多重効果を得られない.本稿では,DL-OFDMAでのデータ送信及びUL-OFDMAでの応答信号を前提とした特性評価を行い,DL-OFDMAでのRU選択による影響を明らかにする.