電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-5-128
マイクロ波帯を介してAP連携を行うミリ波無線LANシステムにおけるデュアルバンド媒体アクセス制御プロトコルの高効率化に関する一検討
○川原匡史(阪大)・宮本伸一(和歌山大)・三瓶政一(阪大)
これまで我々は,伝送空間内に複数存在する AP (Access Point) 群を AP コーディネータがマイクロ波帯を用いて集中管理することで,シャドウイングに対する耐性を向上させる AP 連携型ミリ波無線 LAN (Local Area Network)システムを提案した.このシステムは,伝送空間内の AP 数が増加すると,AP コーディネータと AP 間で送信される集中管理に必要な制御フレーム数が増加する.その結果,制御フレームの交換に費やされる時間率が増大してしまうという問題を持っている.そこで本稿では,AP コーディネータが集中管理を行うにあたって,カバレッジが部分的に重複する AP 群からのみ連携に必要な情報を集約すれば十分であることに注目し,オーバーヘッドの削減を目的とした高効率媒体アクセス制御プロトコルを提案する.