電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-5-120
Large MIMO 信号検出のための確率伝搬法における事前情報の規格化に関する一検討
◎高橋拓海・衣斐信介・三瓶政一(阪大)
高周波数帯において数百本オーダのアンテナを用いることで高速・大容量な通信を可能とするMassive MIMOが注目される一方,低周波数帯においても空間多重数を増加させることで周波数利用効率を向上させるべく,数十本オーダのアンテナを用いるLarge MIMOが注目されている.しかしながら,Massive MIMOの大規模空間多重での実用化が期待されるGaBP(Gaussian Belief Propagation)は,多重数の増加に伴うGram行列の対角性の向上が動作原理にあり,受信アンテナ数の少ないLarge MIMOでは正常に動作しない.本稿ではGaBPで伝搬する事前情報を見直し,Large MIMOにおける高検出精度の改善を図る.