電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-5-102
確率伝搬法を用いた適応等化におけるEXIT軌跡評価
◎萩原光義・西村寿彦・大鐘武雄・小川恭孝(北大)
LTE 上り回線では,PAPR削減のため,シングルキャリア伝送が使用されている.このとき,マルチパスによる周波数選択性フェージングが発生するため,周波数領域等化などが用いられている.その適応等化処理に,大規模MIMOにおける信号検出への応用が検討されている確率伝搬法を用いる場合,SISO環境ではファクターグラフのランダム性が薄れるため機能しない.本稿では信頼度を更新するノードを順次選択して逐次的に更新する手法とLLR上限設定をエッジの強度に対応させる手法を組み合わせることが,誤り率改善に有効であることをEXITチャートから評価するための検討を行う.