電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-5-101
2段階等化器構成を用いたターボ等化器反復回数削減に関する一検討
○坂本剛憲・水野紘一・高橋和晃(パナソニック)
筆者らは,テラヘルツ帯を用いた100Gbps級高速無線通信のデータセンターへの適用を想定し,サーバラック内伝搬のモデル化,及びターボ等化適用時の受信性能を評価した.ターボ等化器は,強力な等化能力を有するが,反復処理を伴うため演算量が大きく,高速通信においては実回路への実装が難しい.そこで,アナログ等化器とターボ等化器の協調動作による反復回数削減を検討している.
本稿では,基礎検討としてアナログ等化器を模擬したデジタルフィルタにより事前に粗く等化をおこない,残留干渉成分に対してターボ等化処理を行う2段階等化器構成により,ターボ等化器の反復回数を削減できることを示す.