電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-5-98
Box-Muller法を用いたカオスMIMO伝送における高速伝送化の検討
○堀池直登・岡本英二(名工大)
スマホやタブレットなどの無線機器の普及により,無線通信において周波数利用効率の向上と大容量化が求められている.それと同時に,伝送される情報の秘匿性の確保も重要である.そこで我々は通信路符号化効果と物理層秘匿性を兼ね備えたカオスMIMO伝送を提案し,その変調方式にBox-Muller法を用いることで従来手法に対する演算量の削減と性能改善を検討した.しかし,この手法における伝送速度は1 bit/symbol/antennaと限定的であった.そこで,本稿ではこの伝送系で伝送速度を2 bit/symbol/antenna に向上させた伝送系を提案し,計算機シミュレーションによりそのビット誤り率特性を評価する.