電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-5-88
3.5GHz帯スモールセル屋内→屋外伝搬環境の実測評価:置局環境の違いによる受信電力特性の評価
◎福留秀基・秋元浩平・亀田 卓・末松憲治・高木 直・坪内和夫(東北大)
通信トラヒック量の急増に対応するために,スモールセルを積極的に活用することが不可欠である.
既に我が国の光ファイバー回線を用いた世帯向けブロードバンド基盤は十分に普及しておりそれらを用いて屋内に設置された基地局によって形成される屋外スモールセルが活用されるようになると考えている.
LTE-A向けに割り当てられる予定の3.5GHz帯は従来使用されてきた2.1GHz帯などと比較して高周波であるため,マクロセルへの適用は難しい.
一方で,現在第5世代携帯電話システム(5G)で検討されているような6GHzを超える高周波帯よりも通信距離が長い.
以上のような特性から,我々は3.5GHz帯を屋内→屋外伝搬を用いたスモールセルに用いることを検討している.
本稿では基地局の置局環境の違いによる電波伝搬の評価を行った.