電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-5-82
低信頼中継局によるCSI偽装を考慮した最適送信重み設計
◎白崎裕介・松本健吾・田久 修(信州大)・藤井威生(電通大)・大槻知明(慶大)・笹森文仁・半田志郎(信州大)
PLNCでは,所望とする拠点以外での信号電力を一定以下に制御する物理層セキュリティを適用することで,中継局では混信した信号を受信するため復調が困難となり,情報漏洩を抑制しつつ,高効率な通信が可能となる.各送信局は,中継局から定期的に通知されるCSIに基づき送信電力を制御する.ここで,中継局が低信頼である場合,中継局が盗聴に優位になるようにCSIを偽装し情報を搾取する可能性がある.本研究では,中継局によってCSI偽装が行われた場合を考慮したときの秘密保持容量の最大化,偽装対策が行われた場合の盗聴量の最大化を繰り返し行い,均衡点の安全性を明らかにする.