電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-5-46
次世代地上放送に向けた時空間符号を使用した符号化SFN野外実験
○齋藤 進・蔀 拓也・朝倉慎悟・佐藤明彦・岡野正寛・土田健一(NHK)
NHKは,8Kスーパーハイビジョンの地上放送での実現を目指し研究開発を進めている.これまで,水平(H)偏波・垂直(V)偏波を同時使用する偏波MIMO(Multiple-input Multiple-Output)技術と4096QAM等の超多値変調技術によって,TV1ch(6MHz幅)で伝送容量91.8Mbps,伝送距離27kmの8K長距離伝送実験に成功した.8K地上放送実現には更なる周波数利用効率向上が必要であるため,時空間符号(STC: Space Time Coding)を用いた符号化SFN(Single Frequency Network)技術の研究を進めている[1].今回,熊本県人吉地区に2局の実験局を設置し,従来のSFNと符号化SFNの特性比較を多地点(21ポイント)で行い,様々な受信環境でも符号化SFNが従来SFNより良好な結果となったので報告する.