電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-5-43
仲上-ライスフェージング環境におけるバトラーマトリクスを用いたアナログビームフォーマの一検討
◎結城嵩仁・小川恭孝・西村寿彦・大鐘武雄(北大)
5G 以降の移動通信において,超多素子アナログビーム
フォーマを用いた高周波帯の伝送が検討されている. バトラーマトリクスで構成されるアナログビームフォーマにおいて,ハードウェア構成の負担を軽減するため,受信機数を出力ポート数(アンテナ素子数)より十分少なくすることが考えられる.筆者らは,このようなビームフォーマにおいて短時間で端末方向へのビームフォー ミングを可能とする方式を提案し,静的環境での評価を行ってきた.本稿では,提案手法を,より実環境に近い,Jakes モデルを用いた仲上-ライスフェージング環境での評価を行い,その結果,高い平均入力SNRが得られれば,良好な特性が得られることがわかった.