電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-5-39
緊急パケット即時送信方式の提案(I)―スループット改善効果の評価―
○村山大輔・宗 秀哉・水野晃平・清水敬司(NTT)
第5世代移動通信システムでは、低遅延通信を要求するアプリケーションに対し、無線区間の遅延時間を1 ms以下にすることが目標とされている。そのため、現行のLTEにおける無線リソースの割り当て周期(送信フレーム)1 msをさらに短縮する方法が検討されている。しかし、割り当て周期を短縮すると制御メッセージの送信頻度が高まりオーバーヘッドが増大するため無線リソースの利用効率が低下する。本報告では、送信フレームの短縮をせずに、低遅延を要求するパケットは直ちに優先して送信し、割りこまれた通常パケットは欠損部分を干渉補償技術の応用により復元することで、低遅延を満たしつつ無線リソース利用効率を向上する方式を提案する。