電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-5-26
都市部ストリート環境およびショッピングモール環境における5Gミリ波無線アクセスのビーム追従およびスループット特性実験評価
○井上祐樹・吉岡翔平・岸山祥久・須山 聡・奥村幸彦(NTTドコモ)
5Gにおいてシステム容量および通信速度の大幅な改善を実現するにはミリ波帯を含む高い周波数帯を利用することが技術課題となる.ミリ波では主にスモールセルやホットスポット等の利用が想定されており,カバレッジや移動性能を考慮するとビームフォーミング技術が不可欠となる.これまで70 GHz帯無線アクセスに関し試作した伝送実験装置を用いて,屋内外の様々なスモールセル環境におけるビーム追従性能について評価を行ってきた[1].本稿では,ノキアと共同で行った,都市部ストリート環境およびショッピングモール環境におけるビーム追従およびスループット特性について報告した.ミリ波を用いた通信において見通しのほぼない環境においてもビーム追従により適切なビーム選択を行うことで通信エリアを確保できる可能性を示した.