電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-5-16
局発位相制御による高周波アナログビームフォーミングに関する一検討
○福田敦史・岡崎浩司・楢橋祥一(NTTドコモ)
第5世代移動通信システム(5G)では、予想されるトラヒックの飛躍的な増大に対応するため大容量化が求められている。このため、既存の周波数帯に加えて、より高い周波数帯を有効利用することが必要となり、多数のブランチ(アンテナ素子)を用いてビームを形成するMassive MIMO技術が注目されている。Massive MIMOは多数のRF回路により具現化されることから、高精度なビーム形成を簡易な構成で達成することが求められる。ビーム形成では、各ブランチより送信される信号間の位相差を適切に設定する必要がある。送信信号間の位相差制御法の一つとして、各ブランチのローカル(LO)信号の位相を移相器にて制御する方法(LO位相制御法)がある。本報告では、LO位相制御法についてより低い周波数帯の移相器にて行う方法を提案する。また、2ブランチ送信系において、提案法による位相制御を実証する。