電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-5-4
超多素子アンテナにおける低演算固有値分解手法
○田島伸一・石井直人・鹿倉義一(NEC)
超多素子アンテナでは、高いアンテナ自由度により多数のユーザを空間多重するMU-MIMOが大容量化の上で重要になる。MU-MIMOのユーザ毎のプリコーダを計算する方法として固有値分解があるが、一般に固有値分解の演算量は行列サイズの3乗に比例するため、超多素子アンテナシステムにおいてはこの演算量が膨大となる。本稿では、固有値分解の演算量低減法としてべき乗法を検討した。その結果、べき乗法では直接法に比べ、平均セルスループットを劣化させることなく、固有値分解の演算量を約14%に削減可能であることを明らかにした。