電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-4-42
フェライトコアを用いた帰還型コモンモード抑圧装置の特性の向上
◎吉川創一郎・西方敦博(東工大)・Farhan Mahmood・岡本 健・高谷和宏(NTT)
電気機器の電源ケーブルに流れるコモンモード電流の抑圧にはフェライトコアが広く用いられるが,その抑圧効果は数dBと小さい.本検討では,2つのフェライトコアに増幅回路を介して負帰還をかけることで抑圧効果の増大を図る.加えて,コアへの巻数に着目し,巻数と抑圧効果の関係をシミュレーションで計算し,抑圧効果が大きくなる条件を明確化した.また,実測において本条件を適用し,比透磁率の大きいフェライトコアと組み合わせることで,電源系で問題となる30MHz以下の周波数帯で最大約40dBと高い抑圧効果が得られた.