電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-4-30
センダストとポリスチレン樹脂を孤立分散させた複合電磁波吸収体の広角度吸収特性に関する研究
○久保田 匠・吉田隆彦・梅本成貴・佐藤祐喜・吉門進三(同志社大)
無線通信技術の発達により数GHzから数十GHzの領域で使用可能な電磁波吸収体が求められている。これまでに希少元素を含まないセンダスト(Fe-Si-Al)粒子をポリスチレンに分散させた複合体の複素比透磁率μr*と複素比誘電率εr*から計算したリターンロスが−20 dB帯域幅が約29%と非常に広帯域な特性を持つことを報告した。本研究では自由空間法により複合体のリターンロスを測定し、センダスト複合体が27%の−20 dB帯域幅の帯域幅を持つことを確認した。また複合体の複素比透磁率と複素比誘電率から斜入射特性の検討を行い円偏波の場合80度付近まで良好な吸収を持つことが分かった。