電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-4-18
超低周波生体特性を模したファントムの試作とその電気的特性測定
○高橋圭太(秋田大)・小林 顕(ほのぼの苑)・井上 浩(放送大)
我々は胃の動きと胃電図との対応がとれるような方法論の確立を目指している。そこで,胃表面から腹部体表面までの胃電気信号の伝搬メカニズムを解明するための基礎検討として,生体特性を模したファントムを試作し,胃電図の周波数帯域におけるファントムの電気的特性の測定を行った。二電極法によりファントムに電極を配置して,LCRメータの自動平衡ブリッジ法によりインピーダンスの周波数特性を測定した。そして,ファントムの導電率と比誘電率の周波数特性を算出した。結果として,100 Hz付近における試作ファントムの導電率は,文献値を参照した筋肉組織に近い値になり,超低周波用のファントムとして使用できる可能性が示唆された。