電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-4-13
6 GHz超におけるパッチアンテナ近傍電界分布
○大西輝夫・佐藤 圭(NTTドコモ)・平田晃正(名工大)
現在,我が国を含め各国で第5世代移動体通信システム(5G)の研究開発や標準化が推進されている.5Gでは既存の携帯電話システムで用いられている周波数に加え,6 GHz超の周波数利用が検討されている.ところで電波防護指針では局所的なばく露評価指標として,100 kHz 6 GHzの周波数において局所吸収指針が策定され比吸収率(SAR)が適用されている.一方,6 GHz以上については電力密度を指標とした指針値が設けられており,5Gに関連して指針値を考慮した出力レベルや測定に関する検討がなされている.本検討では,60 GHzまでの周波数においてパッチアンテナ近傍の電界分布を計算し,既存の電波防護指針との比較を行った.その結果,許容電力は平均化面積に依存することがわかった.