電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-4-10
EOプローブを用いた高SHF帯アンテナ近傍の電界分布測定
○佐藤 圭・大西輝夫(NTTドコモ)
近年,世界各国で第5世代移動通信システム (5G) の研究開発が進められている.5Gでは既存の携帯電話システムで用いられている周波数に加え,6 GHz超の周波数帯利用に向けた技術検証が行われている.一方,電波防護の観点から,6 GHzを超える周波数では,現在携帯電話端末の評価に用いられている比吸収率 (SAR) ではなく電力密度を指標とした指針値が示されているが,国際的に6 GHz以上での明確なばく露評価法が存在しない.そこで著者らは評価法の初期検討として,15 GHz帯標準ゲインホーンアンテナ近傍の電界分布を電気光学 (Electro-Optical; EO) プローブで測定し,相対値評価を行った.本稿では,EOプローブの校正を行い,測定値と計算値の比較を行った.その結果,測定値は数値計算結果と概ね良い一致を示した.