電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-3-33
空間光通信におけるSpinal符号適用の検討
◎佐伯尚哉・岡本英二(名工大)・竹中秀樹・豊嶋守生(NICT)
近年高速通信の需要はますます高まっており、これを実現する重要なインフラの一つとして光衛星通信が注目を集めている。空間光通信は長距離伝送が可能であり、電波法の制限を受けないため大容量通信を行うことができる。しかし、地上-衛星間においては光信号が大気を通過する際に星の瞬きのようなシンチレーションなどの影響を受け、バースト的な受信電力の落ち込みが生じる。このため、空間光通信において高品質な通信を行うためには、能力の高い誤り訂正符号が必要とされ、現在では、その優れた訂正能力からLow-Density-Generator-Matrix(LDGM)符号が適しているとされている。しかし、LDGM符号以外にも誤り訂正能力の高い符号は存在するが、その適用と性能の比較が進んでいなかった。そこで、本稿では空間光通信にSpinal符号を適用したときの特性を計算機シミュレーションにより評価する。