電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-3-14
集合分割32QAM符号化変調の性能改善に関する検討
○鈴木陽一・小泉雄貴・小島政明・斎藤恭一・田中祥次(NHK)
筆者らは,SHV 衛星放送の本格普及に向けて12/21GHz帯衛星放送やSHV衛星素材伝送の大容量化が可能な変調方式の多値化や誤り訂正符号の改善に取り組んでいる.正方格子状にシンボルを配置するQAM はAPSK と比較して,シンボル間の最小ユークリッド距離が大きく,同じC/N で周波数利用効率を高めることができる.今回,シンボルを構成するビット毎に最小ユークリッド距離を拡大させる集合分割法を32QAM に適用し,ビット毎に異なるLDPC 符号化率を適用する誤り訂正符号化方式を提案する.信号全体の符号化率を4/5 として,本方式の白色雑音における伝送性能評価を計算機シミュレーションにより行い,DVB-S2X等の既存規格と比較して性能を改善できることを示す.