電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-3-9
スペクトラム分解アダプタによる多偏波多重方式の分割伝送実験
○阿部順一・須﨑皓平・増野 淳・中川匡夫(NTT)・夜船誠致・Julian Webber・矢野一人・久々津直哉・熊谷智明(ATR)
直交するV/H偏波に加え,新たな非直交の偏波軸(P偏波)にも信号点を配置し,直交偏波空間に跨がる信号を最尤判定で復調する多偏波空間多重方式(PPM),および送信側で既存モデムが出力するシングルキャリア変調信号を周波数領域において複数のサブスペクトラムに分割し,未使用帯域に分散配置,受信側で合成するスペクトラム分解(DSDT)アダプタが検討されている.本稿では,偏波軸と周波数軸の両方の有効利用を目指し,室内,および衛星実験においてPPM信号をDSDTアダプタで分割伝送し,信号伝送特性を評価した結果,シミュレーションと比較して所要C/N劣化量0.8dBで伝送出来たので報告する.