電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-2-45
位相シフトサンプリング補正を用いた圧縮センシングによる到来時間推定の高精度化
◎能戸優匠・尚 方・木寺正平・桐本哲郎(電通大)
マイクロ波を用いたレーダシステムは航空機や船舶の検知, 全天候性の地表面計測に応用されている.近年, 超分解能到来時間推定法として圧縮センシング(CS:Compressed Sensing) が注目されている.同手法は, 目標の時間分布の疎(スパース) 性を仮定することで,分解能を向上させる手法である.一方,同手法で推定精度を保持するには多大なデータ次元数が必要となり,処理時間が増大する.本稿では,サンプリングの位相をシフトさせることで,データ次元数を増大させずに精度を改善させる方法を提案する.数値計算により, 本手法の有効性を示す.