電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-2-37
完全相補符号を用いたMIMO多周波ステップCPCレーダの検討
秋田 学・渡辺優人・○稲葉敬之(電通大)
筆者らが提案している多周波ステップCPC方式は,狭帯域受信機で,低距離サイドローブと送信周波数帯域に相当する距離分解能を得られる方式である.開口の大きなアレーアンテナを用いることで,狭帯域受信機で高距離分解能かつ高角度分解能が得られる多周波ステップCPCレーダのMIMO化を検討している.ここで,アンテナ間の直交性を保つために完全相補符号を用いる.多周波ステップCPC方式のMIMO化に伴う完全相補符号系列の増加は,速度視野の低下につながることから,多周波ステップCPC方式の速度視野の回復が課題となり,その対処の一検討として送信周波数の切り替えをランダムとする方法について示す.