電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-2-36
多周波ステップCPCレーダを用いた目標車両位置・速度ベクトル推定法の検討
◎渡辺優人・秋田 学・中村真帆・稲葉敬之(電通大)
筆者らは,高分解能な距離と速度の2次元情報(RV マップ)が得られる多周波ステップCPCレーダを開発している.当レーダを車載レーダへ応用することを想定し、目標車両のRVマップ(0.03sec程度の観測時間にて得られる)から,目標の位置・速度ベクトルの推定法について検討している.本稿では,実験で観測されたRVマップとモデルとの相関により、上記の推定手法について述べる。モデルは,①車の幾何学的関係から導かれるRVマップおよび②多周波ステップCPCシミュレータ出力によるRVマップという2つのモデル化手法を構築した.実験データを用いた評価により,0.03sec程度の観測データから目標車両の位置・速度ベクトルを推定できる可能性が十分期待できることを示す.