電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-2-28
SIMO-OFDM信号を用いた水中チャネルサウンディング実験
○岩切直彦(NICT)・広瀬 幸(東京電機大)・吉田 弘(JAMSTEC)
海底探査や津波など自然災害予知といった海洋資源の利用が注目されており,飛躍的な発展を遂げるには海中/海底における通信やレーダーの技術開発が必須である.これまで海中での電磁波通信は減衰が大きく注目されていなかったが,HF帯においてアンテナの構造を工夫することで減衰を抑えられることが分かってきた.この技術を応用した海中アンテナを用いて海中/海底での電磁波伝搬測定と解析を行う海中チャネルサウンディングを計画している.海中CS実験機器は防水や耐圧など陸上と異なるノウハウが必要である.そこで,送受信アンテナ数1×3のSISO-OFDM変調信号を用いて真水で満たされた水槽(長さ40 m,幅4 m, 深さ2 m)での深さ1 m, 伝搬距離10 mとしてOFDM信号の伝搬特と到来方向推定を評価したので報告する.