電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-1-229
RLSAを用いたミリ波帯コンパクトレンジ無線通信システムの通信エリアの評価
◎豊崎晃司・Nguyen Tung・張 淼・広川二郎・安藤 真(東工大)
周波数逼迫の深刻化や,携帯端末向け大容量データ通信の需要拡大が進んでいる.そこでミリ波近距離無線アクセスゲートシステムの検討が始まった.著者らは,いわゆるコンパクトレンジの位置で振幅が一定,多重波抑圧の環境を実現するGATEと呼ぶ方式を提案し
ている.提案する本システムの通信エリア評価のため,RF回路,BB部を加えた簡易無線通信システムに進行波励振のため比較的狭帯域なラジアルラインスロットアンテナ(RLSA)を送信アンテナに用いて,BER及びSINR特性の測定を行った.RLSAが帯域約2GHzの1チャンネルでは使用可能であることが確認されたが,伝搬距離z>1mの垂直面SINR分布において高SINRの領域が螺旋状となり,原因検討及び通信エリア拡大が今後の課題である.