電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-1-208
MIMOレーダによるスパース再構成手法を用いたターゲット位置推定の比較
◎大橋 卓・山田寛喜・山口芳雄(新潟大)
 近年,レーダシステムを用いたターゲット位置推定技術が注目を集めており,マンロケーション管理や侵入者検知への応用が期待されている.しかし,レーダシステムによるターゲット位置推定を行う場合,相関波が到来した際に相関抑圧の前処理として空間平均法を用いる必要がある.この空間平均法を適用せずともターゲット位置推定を可能とする手法として,観測信号が多くのゼロ成分を持つ性質(スパース性)を利用したスパース再構成手法が挙げられる.
 本稿では,L1ノルムを正則化項とするスパース再構成手法(ISTA,FISTA,OIHT)を用いた擬似MIMOレーダシステムにおける,コヒーレントなターゲット位置推定に対する有効性を確認する.