電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-1-203
UWBレーダのための多偏波RPM法を用いたエッジ保存型立体目標外挿法
◎鷹取龍緒・木寺正平(電通大)
UWB(Ultra Wideband) レーダは,高い距離分解能を有し,粉塵,暗闇等の環境でのセンシングが可能なため,救助ロボットやセキュリティ技術などの近距離立体イメージセンサとして有望である.同レーダのための高精度立体画像化法としてRPM(Range Point Migration)法が提案されている.一般にレーダ画像化において,開口面積が小さい場合,目標認識に必要な画像化領域を確保できないという問題点がある.同問題を解決するため,多偏波解析データベースによる楕円体推定に基づく目標領域外挿法が提案されている.同手法では様々な楕円体からの多偏波散乱データをデータベース化し,RPM 法の各目標境界点に推定された楕円体を当てはめることで再現領域を拡大させる.本手法ではエッジを有する目標に対して適応的に外挿領域を変化させる手法を提案し,その有効性を数値計算により示す.