電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-1-190
任意地点受信信号推定方式のレイトレーシングによる推定特性評価
◎馬 健・田中 誠・岩井誠人・笹岡秀一(同志社大)
複数アンテナを用いて,MUSIC法による到来方向推定と最小二乗法による到来波の複素振幅推定を組み合わせることにより,任意地点の受信信号を推定する方式が提案されている.これに対して,現実的な伝搬環境では必ずしも平面波近似は適用できず,推定精度の劣化が予想される.本稿では,レイトレーシングにより現実的な二次元空間環境モデルを想定し,その環境における全方向からの推定を実現するため,サーキュラーアレーを用いて,相関波への対応を考慮し本稿では線形予測法による到来方向推定と最小二乗法による到来波の複素振幅推定により,フェージングの相関距離以上離れた任意地点の受信信号推定方式の推定特性を評価する.