電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-1-176
MIMO-OFDM信号を用いた送受信リニアアレーアンテナ間干渉抑圧の実験的評価
◎山本芳之・高橋亮太・経沢正邦・本間尚樹・恒川佳隆(岩手大)
近年,同時送受信を行うFull-duplex方式を中継局に適応する検討が行われている.しかし中継局送信機から受信機への自己干渉が問題となる.既存研究としてエンドファイア配置でのリニアアレーアンテナを用いた固有ビームフォーミングによる干渉抑圧法が提案されているが,数値解析のみで評価しており実験的評価は行われていない.本研究ではエンドファイア配置による中継局間干渉抑圧法をMIMO-OFDM信号を用いて実験的に評価する.また,本検討では干渉信号を受信機で減算することでさらに干渉抑圧を行う.結果として,送信ビームフォーミングによる干渉抑圧量は最大で-30dBであった.また減算処理を用いると-34dB以上の干渉抑圧効果が得られることが分かった.