電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-1-147
無線全二重通信における自己干渉を抑制する 3 素子八木・宇田アンテナの構成
◎轡見眞太朗・宮路祐一・上原秀幸(豊橋技科大)
送信と受信を同時に行う無線全二重通信では,送信アンテナの電波が隣接した同端末の受信アンテナに干渉する,自己干渉が問題となる.自己干渉信号電力は他端末からの受信信号電力と比較して60~90dB大きいため,自己干渉を抑制する必要がある.自己干渉を抑制するための技術としてアンテナアイソレーションがある.経路損失によるアイソレーションでは,アンテナ間距離を長くすることで,高い自己干渉抑制量を達成できるが,システムの規模が大きくなる問題がある.本稿は,5.11GHzの周波数において,数十 mmのアンテナ間距離で高い自己干渉抑制量を達成する,2つの3素子八木・宇田アンテナを用いたアンテナ構成を提案する.