電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-1-121
誘電体レンズアンテナを用いたOAM波生成に関する一検討
◎土屋貴寛・清水達也・秋元 守・坪井秀幸・飯塚正孝(NTT)
近年、軌道角運動量(OAM)を新たな直交軸として多重伝送を行うOAM伝送送技術が注目されている。OAM波は同一位相面が螺旋状に進み、OAMモード数Lに対して進行方向に垂直な面内で位相が2πL変化し、異なるモード間では互いに直交する。OAM波の生成にはSPPや螺旋パラボラ等による方法が提案されているが、モードの異なるOAM波の生成には、形状を変える必要がある。
本稿では、レイトレース法に基づいて形状設計したレンズの比誘電率を分割制御することで、形状を変化させずにモードの異なるOAM波が生成可能な誘電体レンズアンテナを提案し、シミュレーションで放射特性、位相特性や周波数特性等の基本特性を評価した。