電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-1-105
近傍領域での電磁界強度のリップルを低減した大規模アレーアンテナ励振係数の非線形最適化設計
◎毛利 檀・豊崎晃司・張 淼・安藤 真・広川二郎(東工大)
近年,モバイルトラフィック増大により周波数逼迫が進行している.そこで,大規模平面アレーを基地局アンテナに用いたミリ波近距離無線アクセスゲートシステムを検討しており,通信エリアとしてアンテナ開口面を前方へ投影した筒状の領域を用いることを想定している.しかし,有限開口の回折散乱を考慮すると,一様励振の場合では電磁界強度のリップルが生じ通信品質を劣化させる可能性がある.本研究では,アレ―の近傍電磁界計算と素子励振係数の非線形最適化を用いて,開口中心軸上での強度のリップルを低減する非負実数のアレー素子励振係数を設計した.