電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-1-92
カプセル内視鏡用無線電力伝送アンテナの開発
◎甲斐重洋・高橋応明(千葉大)
近年,患者への負担軽減を目的として,カプセル内視鏡の開発が進められている.カプセル内視鏡とは,全長10~20 mmのカプセル状の内視鏡である.カプセル内部に搭載されたカメラを用いて腸内を撮像し,同内部に備え付けられたアンテナで画像を体外へ送信する.現在のカプセル内視鏡は内蔵された電池を動力源としており,撮像回数や解像度の向上に限界がある.また,電池には有害物質が含まれているため,万一のことを考慮すると,カプセル内視鏡の動力源として電池を用いることは好ましくない.そこで本研究では,カプセル内視鏡の無線電力伝送のための電力受信アンテナを提案する.シミュレーションを行った結果,所望の周波数において共振を得ることができた.