電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-1-57
損失性インダクタを装荷した平行二本線路と結合したダイポールアレーアンテナの特性
◎関口貴志・今野佳祐・陳 強(東北大)
次世代無線通信システムでは大容量・高速通信を実現するためにミリ波帯の利用が考えられる.ミリ波帯の電磁波は伝搬損失が大きいため,端末・基地局アンテナが互いの方向にビーム走査することが望ましい.
そこで筆者らは,ミリ波帯通信システム用ビーム走査アンテナとして平行二本線路と結合したダイポールアレーアンテナを提案した.これまでの研究で,提案アンテナの素子間隔を変えてビーム走査できることを明らかにした.本報告では平行二本線路にインダクタを挿入して提案アンテナのグレーティングローブを抑圧する.また、インダクタの損失が利得におよぼす影響を数値シミュレーションにより明らかにする.