電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-1-42
ミリ波屋外アクセス環境における電波伝搬メカニズムの同定
◎岩田 樹・金 ミンソク・梅木建人(新潟大)・Karma Wangchuk・高田潤一(東工大)・佐々木重信(新潟大)
次世代移動通信(5G)で想定される超高速無線システムを実現するためには高周波数帯の開拓が必須と認識されており,免許不要で数GHzの帯域幅が確保可能な60GHzミリ波帯がその候補周波数として注目されている.高周波数帯は自由空間伝搬損失が非常に大きいために小セルの運用が想定されており,システムの利用形態に応じて伝搬路特性の環境依存性を正確に把握することが重要である.しかし,移動通信を想定した伝搬路測定結果やモデルが十分に検討されておらず,特に屋外環境に関する報告は非常に少ない状況である.そこで本報告では屋外オープンエリアアクセスシナリオにおける伝搬路測定とレイトレースシミュレーションにより同定された支配的な伝搬メカニズムの考察結果を報告する.