電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-1-41
レイトレース法による高マイクロ波帯移動伝搬特性シミュレーション
◎小川雄斗・野澤拓也・梅比良正弘(茨城大)
第5世代モバイル通信では広帯域を利用可能な6GHz以上の高マイクロ波・ミリ波帯の利用が検討されている。これらの周波数帯を用いたシステム設計に必要な奥村-秦モデルのような伝搬実験データに基づく伝搬モデルは確立されておらず、伝搬モデル作成のための大規模な伝搬実験には長い時間と大きな経費を要する問題がある。
一方、近年の計算機能力の向上と地図データの整備に伴い、レイトレース法による伝搬特性解析の可能性がでてきた。本文ではレイトレース法による伝搬特性推定の可能性を探るため、レイトレース法により高マイクロ波帯での伝搬特性解析を行い、伝搬実験に基づくM.2135モデルとの比較を試みた。