電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-1-34
無線LAN信号を用いた遅延プロファイル推定におけるCFO補償による相関特性の改善
◎森田淳樹・岩井誠人・笹岡秀一(同志社大)
移動通信の無線回線設計において,通信品質に影響を与えるマルチパス伝搬特性の解明は重要である.近年,テレビ放送や無線LANで用いられるOFDMでは,ガードインターバルによるマルチパス遅延対策技術が適用可能であるが,その性能の評価・分析には実環境における遅延プロファイルを測定し,その特性を把握する必要がある.遅延プロファイル測定を簡易に実現する方法の一つとして,無線LAN信号のパケット先頭に送信されるプリアンブル信号を用いる方法がある.本稿では,この方法を用いた遅延プロファイル推定の精度向上に向けて,送受信機間のキャリア周波数オフセットの影響について検討した.